研修テーマ:士業・経営者に役立つコミュニティ構築法、運営のヒント

研修テーマ
士業・経営者に役立つコミュニティ構築法、運営のヒント

30年にわたる会社経営の実績と10年間の勉強会を主宰してきた経験を基に、中小企業診断士が関与する中小企業経営者のコミュニティ構築支援の方法、自身のコミュニティ構築・運営に関するノウハウを学ぶことを目的とする。
経営資源が乏しい中小企業が事業継続、新事業展開を図るためには自社単独でのビジネス展開ではなく、今後は垂直連携、水平連携が重要となってくる。ワークショップを通じて連携を図るためのコミュニティ構築、運営についてモデルケースを交えながら体得することを目指す。

【コミュニティ構築の必要性を理解する】
リーマンショック後に当職がビジネスで経験した同業者とのライバル関係を脱皮し、分業・協業関係構築によるニッチな専門分野への集中で危機を乗り切った事例、10年間の勉強会を主宰してきた中で様々な失敗を通じて得た教訓を基にして、協業関係の構築や勉強会の運営を通じて得た成果や結果から必要性を座学講義形式で解説する。
その上で独占業務の少ない中小企業診断士が仲間の中小企業診断士とコミュニティを構築することでどのようなビジネス展開を行うことができるのかコミュニティ構築の必要性を正しく理解することを目指す。

【コミュニティ構築に向けたワークショップ】
「好きなものワーク」を通じて相手への共感的理解、「コンセプトメイク」を通じて自己理解を促進し、グループワーク形式でのディスカッション、ワークシートの発表を行うことでコミュニティ構築の必要性を認識することを目的とする。

【コミュニティ構築・運営のポイント】
当職が実際の活動で経験してきた具体的な内容を実例として紹介しながら、ワークショップで醸成された意識をコミュニティ構築や運営につなげるためのポイントを行動面、感情面、プロモーション面、外部連携面などから多面的に講義形式で伝え、研修受講後に活かせるノウハウとして習得してもらうことを目的とする。

講師

森藤 啓治郎
経士会代表。

大手電機メーカー勤務を経て、物流会社の経営に30年間携わり、営業、人事労務、財務、物流現場など経営全般に関する経験とノウハウを蓄積する。
中小企業診断士の資格取得後は士業と経営者をマッチングする「経士会」を関西で立ち上げ、10年間の活動を通じて、1,500名の会員のサポート、ビジネスマッチング、経営診断、補助金申請サポートなどを行ってきた。
自身の会社経営の体験を基に孤独感の強い経営者の伴走役として、事業継続の意欲を引き出すことに尽力し、100社以上の経営改善に携わる実績を持つ。
一方で講演活動も精力的に行い、近畿・中部・四国経済産業局、厚生労働省、大阪府などで100回以上の講演を実施。
人とヒトをつなぐマッチングのプロフェッショナルとして活動中。

日時2021年11月13日(土)13:15~17:30(オンライン研修)
場所※コロナウイルスの影響により原則オンライン(ZOOM)での開催をしております。